ベタ・網点① & 気が狂いそう( '09/06/02 )
今、帰りの電車内でラヴクラフト全集を読んでいます。
とても回りくどく、お前は何回同じことを言えば気が済むんだと、
思わずツッコミたくなります。
また、同じ登場人物のセリフが何ページにもわたり、改行までもかなりな長さです。
なので誌面は文字だけでだいぶ黒いです。
内容の方もそうなのですが、
読むだけで気が狂いそうになる、という貸してくれた友人の言葉にも納得しました
(ドストエフスキーとどっちがいい勝負なんでしょうかね?)。
でも、こういう誌面は読むのは辛いんですが、刷るのは簡単なんですよね。
どうも、ラヴクラフトの怪物よりベタと画像が多くて、
さらに網点の混ざった誌面のほうが眠れないほど怖い土橋です。
なぜそんなものが怖いのか。
単純に難しいからです。
私が使えるオフセット印刷の機械は、
印刷時にインキの量を手動で調節するのですが、
文字は少なめ、
ベタはできるだけ真っ黒、
画像はほどほど、
網点はなるべく少なく、
というのが目標値です。
流すインキの量ですが、
仮にベタを5とすれば、画像は2~4、網点と文字は1か2です。
1で充分なところに5を流すと、
例えるなら1合の容れ物に水を1升入れたようなものです。
過剰にインキが乗って、触るだけで指がインキだらけになります。
ですので、1と5、その二つが誌面に同時に存在すると、
不用意なヤレが出やすくなるのです(もちろん個人の腕にもよりますが)。
そういった誌面で裏写りやうまくインキが乗らなかった等のヤレを大量に出した後だと、
『いっそオンデマンド印刷で刷ってやりたい』
と、口からエクトプラズムを出しつつ呟きたくなります。
なんでそう呟きたくなるかはさらに長くなりそうなので、次回の記事でまた詳しく。
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