オンデマンド印刷は短納期・小部数 & なんで?( '09/05/27 )
オンデマンド印刷と言えば『短納期と小部数に特化している』とよく聞きますが、
それは何故でしょうか。
いまいちよく分かっていなかった土橋が先輩や社長に訊いてきました。
例えばA3カラー両面のチラシ。
10,000枚出力するのに、何分かかるか。
弊社イニュニック使用の4色印刷機では3時間ほどかかるそうです。
オンデマンド印刷機のPMP-6500では約12時間かかります(カタログ仕様ではなく)。
弊社の業務時間で言うと、
前者が午後から夕方、後者のオンデマンド印刷が午後からやると2日仕事もしくは会社泊まりコースです。
単純な出力スピードという点では、圧倒的に通常の印刷機が勝っています。
ただ、4色印刷機で出力したものに関しては、
『インキの乾きを待つ』という時間が存在します。
断裁するのには、最低3時間(非常に冒険して)。
それで切るのには非常に神経を使うそうです。
外注先の紙加工屋さんなどは、乾燥させるために最低1日は置くそうです。
しかし、オンデマンド印刷では
インキ(弊社使用機種はトナーですが)の乾きを待つ時間がほぼありません。
また100枚を出力するのには10分かかるかかからないかです。
出力してすぐに断裁・製本等の加工が可能なのです。
よって、修正する必要のないデータと紙さえあれば、
100枚のカラーチラシを1時間以内でお渡しすることも可能なのです。
ここにオンデマンド印刷が『短納期と小部数に特化している』という所以があるのです。
またコストの面で言うと、
大枚数にするなら現状では通常の印刷機の方が非常に安いです。
しかし極小枚数ですとオンデマンド印刷では、通常の印刷に含まれる
『刷版代』等が省かれるために、安くできるのです。
最後に用途例としてわかりやすいレストランを挙げてみます。
開店・キャンペーン等の周知のためには大枚数の通常の印刷によるチラシが適し、
テーブルの数だけあればいいメニュー・店内POPや
壁貼りのポスター等にはオンデマンド印刷が適します。
ちなみに、オンデマンド印刷でも大枚数は可能と言えば可能ですが、
出力に時間がかかってしまっては結局通常の印刷機との最大の差である、
『すぐできる』という点が殺されてしまいます。
そしてお値段も高くついてしまいます。
ので、やはりオンデマンド印刷は『小部数・短納期』が適している、と言えるのです。
戻る
